タイトルの通り、
好きすぎて聴けない曲があります。
ですが、
きょう どうしても聴きたくて
3年ぶりくらいに
聴きました。
ヘンリクグレツキのシンフォニー第3番の第1楽章。
現代音楽、ホーリーミニマルという呼び方のあるジャンルです。
少しずつ、少しずつ、シンプルなフレーズがくり返され、新しいフレーズが加わり だんだんと景色が変わっていきます。
曲がはじまって、ほんの1分くらいで号泣してしまい 今まで味わったことのない感情が溢れだしてきます。
その感情が、どんなものなのか 言葉で説明することできません。
ただ、 とにかく強いエネルギーと幸福感と悲しみとが ぐちゃぐちゃに混ざりあって 身体の中にとどめておくことが出来ず、涙になって放出されます。
聴き終わったら 何もできなくて、
ただ、ボーっとしてしまいます。
このシンフォニーはソプラノの歌が入っているのですが、
わたしは歌が入る前までが どうしようもなく好きで、 ボーカリストなのに 言葉って難しいなあ、と思ってしまいます。